競技内容
運営: 一般社団法人 宇宙エレベーター協会
- 日時: 2010.8.7(土)〜2010.8.8(日)
- 場所:千葉県船橋市二和西1丁目 日本大学理工学部 二和校地
- 目的:レゴブロックで100m昇るクライマーは可能か、確認する。
- 25mmのナイロン製テザーを使って登るレゴを持ち寄り実験する。
- 8月7日にテザーの長さ30mにゴールを設置して、登れるか実験する。
- 8月8日にテザーの長さを100mに伸ばして登れるか実験する。
- クライマーはレゴブロックで造られていること。
- クライマーは自分で登って降りてこられること。
第一弾 試作機
まず、初めに考えたのはテザーは風が吹くと50kgぐらいの張力がかかり鋼のように硬くなるのでタイヤに巻きつけて登るのは無理だと考えた。
そこで、テザーを挟み込んで縮んだり伸びたりする尺取り虫のような動きをする作品を作った。
エレクトリックパワーファンクションリニアアクチュエータを使って伸び縮み出来るようになっている。
この作品の弱点は、一回の伸び縮みの動作に6秒かかることで、6秒かかってわずか40mmしか進むことが出来ない。
第二弾 試作機
このクライマーはパワーファンクションXLモーターを使ってテザーを挟んで登るタイプです。
パワーを優先して4つのパワーファンクションXLモーターを使ったが、とても重過ぎた。
4つから2つにモーターの数を減らしたところ、とてもバランスが良くなった。
8月7日の競技モデル *エレベーターガールズ号*
このクライマーは見事30m登ることが出来た。
仕様
- 駆動部:パワーファンクションXLモーター 2個 (72g x2)
- ホイール: 41mm Znap Thin Tread
- ラバー: EPDM Shore A 1 5.9Mpa
- バッテリー:三洋 Ni-MH2700 (ニッケル水素電池)
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